ジャンパー膝でお悩みの方へ

文責:院長 柔道整復師 河合隆智

最終更新日:2024年05月08日

1 ジャンパー膝とは

 ジャンパー膝とはスポーツ障害の一種で、バレーボールやバスケットボールなどをされる方に多くみられるケガです。

 ジャンプをしたり走ったりといった動作を長時間繰り返すことによって起こるケガで、膝の皿やそのすぐ下の部分などに痛みが出ます。

 ジャンプやダッシュの動作は、太ももの前面にある大腿四頭筋という筋肉が働くことで行われますが、頻繁に繰り返すことで筋肉に過剰な負荷がかかってしまいます。

 また、着地をした際に膝に対して非常に強い衝撃がかかるため、膝の各部分にも負荷がかかり、痛めてしまいます。

2 ジャンパー膝を放置するとどうなるか

 ジャンパー膝になっても、初期のころはスポーツをしているときだけに痛みを感じるということが多いです。

 痛みがあってもプレー自体はでき、スポーツを終えれば痛みはなくなるということが多いため、我慢してしまう方もいらっしゃいます。

 ですが、そのまま膝を酷使するような練習等を続けると、膝やその周辺の状態はますます悪くなり、運動ができなくなってしまったり、場合によっては日常生活にも支障が出てしまったりすることがあります。

 そうなると改善にも時間がかかりますし、お身体に影響が残ってしまうことも考えられますので、できるだけ初期の段階で接骨院にご相談いただくことをおすすめします。

3 ジャンパー膝に対する施術

⑴ カウンセリングと検査

 膝に痛みが出ている場合でも、必ずしもジャンパー膝とは限らず、他のケガである可能性もあります。

 当院では、一人一人に効果的な施術を行うため、まずはしっかりとカウンセリングを行い、どういった痛みが出ているか、普段どういったお身体の使い方をしているかなどを把握いたします。

 そして、痛みが出ている部位やそこに関連する部位、全身のバランス等を丁寧に確認し、どういったケガをしているのか、どのような施術を行うことが必要かを判断いたします。

 

⑵ アイシング

 ケガの状態によって異なりますが、熱や腫れが出ている場合には、アイシングによりそれを抑えていきます。

 

⑶ 手技と機器を組み合わせた施術

 お身体の状態に合わせて施術を行います。

 例えば、痛みにより筋肉が緊張し、硬くなっている場合には、それをほぐすために手技を行います。

 また、より深部を刺激して痛み等の改善を図るために、超音波や立体動態波などを用いることもあります。

 通院中の状態の変化に合わせて、柔軟に対応いたします。

4 再発予防もお任せください

 ジャンパー膝の状態が改善しても、これまでと同じようにスポーツを続けることで再発してしまうおそれがあります。

 当院では、必要に応じてご自身でしていただけるような応急処置の方法もお伝えしています。

 また、お身体の使い方に問題があるような場合には、どうしたら痛みが出にくくなるかのポイントについてもお伝えすることが可能です。

 当院はバレーボールなどスポーツをしている方の施術を多数行っていますので、安心してご相談いただけます。

 何かご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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